ブラックリストとは

おそらくほとんどの人はブラックリストという言葉を耳にしたことがあるでしょう。

しかし、それがどんなものなのかということについては正確に知っている人はあまり多くないかもしれません。

ブラックリストの正体はどのようなものなのでしょうか。

私達が銀行や消費者金融からカードローンを利用してお金を借りた情報というのは、すべて個人信用情報機関に登録されます。

そして、審査の際などにこの情報を業者が閲覧することで、過去に返済でトラブルがなかったなどを確認するのです。

毎月の返済をしっかりと行っていれば特に問題はないのですが、何度か返済が遅れてしまったり、債務整理を行うと、そのときの情報が事故情報として登録をされてしまいます。

この、個人信用情報機関に登録された事故情報のことをブラックリストと呼ぶのです。

ですから、実際に黒いファイルのようなリストがあるわけではありません。

では、ブラックリストに登録されてしまうとどのような不具合があるのでしょうか。

もしも事故情報が登録されてブラックリスト入りしてしまうと、その情報が抹消されるまでの数年間、ローンを組めなくなったり、クレジットカードが使えなくなったりします。

こうなると、住宅の購入を考えていた人は住宅ローンを組めなくなってしまいますから大問題です。

事故情報が抹消されるまでには5年から8年間ほどかかるのが一般的で、その後は問題なくローンを組んだり、クレジットカードでショッピングすることもできるようになります。

ブラックリスト入りしていても一般の仕事であれば何ら制限を受けることはありませんが、金融機関などに勤務されている方は問題になることがあるので注意が必要です。※事業資金借入目安